ミユウ | 地図にない島・太平期 | とある島にて紡がれる、少年と少女の物語。そこは、交叉する場所。 | |
虚ろなるマスクス | ミユウ | 北大陸・太平期末期 | 激増する魔法犯罪。それに対処すべく、男が街の有力者へ提案したこととは。 |
薔薇の怪盗 | エルス | 西大陸・太平期 | 西の大陸の、キール王国。一見平和なこの国に、突如現れた一つの影。それは<薔薇の怪盗>と呼ばれる、謎の大泥棒だった。 |
東方秘録 〜アズマノホウロウシャ〜 | 朱鷺 | 東大陸・光麗・百年戦争末期 | 姑息な手段で北の大陸に奇襲をかけようとする上層部。東の小国に住む一介の少佐透夜の結論は―― |
風と水の街にて | エルス&と〜か | 南大陸・2000年より数えて6年前 | 南の大国オルシアンの首都リフルヴァートに駐留する騎士団が抱える問題とは、まさしく死活問題だった……。エイジス初のコラボ作品。 |
求めよ、その旋律を | エルス | 西大陸・不明 | 森の向こうからやってきた少年。彼が決して手放さなかった二弦の楽器は、青年の追憶を刺激した。古きものと新しきもの、捨てた者と築こうとする者の思いが交錯し、それは旋律となる。 |
と〜か | 南大陸・1990年代 | 責務を果さんとする若き女王と、ただ平和を望む東の暗殺者。二人の契約とその経緯、果てを―― | |
ネメシス | ミユウ | 北大陸・大航海時代 | 暗い暗い、地下の回廊。ろうそく灯りを頼りに足を踏み入れた二人。そこで見つけたものは――死体だった。 |
◎年表――――アシャンタ書 第一巻「アルケミア積法書による歴史の見方」より抜粋。
[黎明期]――世界歴元年〜500年―― 人類が最初に後世に残る記録として、自らの生活様式などを残す。この頃は国家というものは存在していなく、五十人から八十人規模の集落が大量に存在していた。 その後、500年の中で集落同士が争い、吸収を繰り返す。記録上、これが組織的な戦争の始まりである。 ちなみに、この頃までは中央の大陸しか確認されていなかった。 [文明期]――世界歴500年〜800年―― 集落同士が吸収を繰り返し、巨大な組織として最初の『国家』が現れる。 国家設立当初は混迷を極め、各部族の間で紛争が絶えなかった。 世界歴612年、自体は一応の終息を見せる。中央国家アルケミアが建国され、大陸を統治し始める。 この後一時的に平和な時代が訪れ、人々の生活水準が飛躍的に上がる。 [大航海時代]――世界歴800年〜1100年―― 中央国家アルケミアが、東大陸イラカを発見。歴史が大きく変わる。 その後200年の間、様々な研究者や冒険者が海に出て、東大陸の他に三つの大陸を発見。その他にも、人が生活可能な島々が数多く確認された。 中央大陸でも文化分裂が起き始めており、人々は新天地を求めて他の大陸へ移り住んだ。 [大戦時代]――世界歴1100年〜1500年―― それぞれの大陸で覇権を懸けた戦争が勃発。 それぞれの大陸に一つずつ、現在の五大国家が出来上がる。 この時、東大陸は各大陸から完全に独立。後の百年戦争にも、殆ど加わっていない。 [百年戦争]――世界歴1500年〜1600年―― 各地に新しい国家が興り、世界が戦乱の渦に巻き込まれる。 大航海時代で増えていた人口は、この『百年戦争』により一気に三分の二まで減少する。 百年戦争により、中央の国家は武器を捨てることを提唱。賛同する各国と同盟を組み、世界に平和が訪れる。 [太平時代]――世界歴1600年〜―― 世界は一応の平和。 中央国家アルケミアを中心とする、各大陸での交易が少しだが行われる。 そして…… |